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Treasure Bottles

 今月の古き良きボトルたち
 
  70年代80年代に流通していたバーボン・スコッチなどを中心に、現在は既に生産されていないか、現行品とは中身が違ったりする物を毎月2〜3本ずつ膨大なストックから蔵出ししていきます。今でも人気のある有名銘柄もあれば、なんだこれ??と思うような無名の物まで幅広くリリースする予定です。
 懐かしのボトルたちで当時を思い出すも良し。今はなきボトルたちで勉強するも良し。皆様それぞれにお楽しみ頂けたら幸いです。(基本的に1本売り切り、無くなったら販売終了のボトルばかりですので、興味のある方はお早めにお越しください。)
 
Glen Alva (43%)   \1,000
  60年頃から85年頃まで、元々イタリア向けに発売されていたスコッチ。このボトルは『酒税証紙』が貼られている事と、『通関番号』が4桁という所から、70年代中期から後期あたりのものだと思われます。ただ『従価』表記がないのが少し気がかりなので、並行・正規などで関係があるのかもう少し調べてみます。もしご存知の方は教えてください!
 ちなみに発売元のダンカンテイラー社は1961年に設立したウィスキーメーカー。他にもブレンデッドで『スコティッシュ・グローリー』『グレンダロッシュ』、シングルモルトで『ウィスキーガロール』があります。現在はシングルモルトのボトラーにもなっています。

 J & B CLASSIC (43%)    \1,200
  75年頃から85年頃まで「より飲み易く」という方向性で発売されていたもの。このボトルは容量750ml、『従価』表記なしなので、おそらく無くなる直前近くのものでしょう。
 キーモルトはJ&Bということでノッカンドゥ。レギュラーではなかった(なれなかった?)為に消滅したものなのでしょうか?

 Canadian Club (43%)     \900 →SOLD OUT
  米・マサチューセッツで穀物商を営んでいた青年、ライハム・ウォーカーが発売したこのウィスキーは紳士の集うクラブで人気を博した事から『クラブ・ウィスキー』と名付けられました。1884年、アメリカンウィスキーを守る為にカナディアンとアメリカンを区別する法律が制定され、以後、現在の『カナディアンクラブ』が誕生、ちなみに日本初発売は明治42年(1909年)、今から約100年も前。
 このC.C.は、ボトルキャップの封の年数により1970年のもの。カナディアンクラブが6年熟成で、ボトルの底に75年製とあるので、世の中に出回っていたのは70年代中期でしょう。この頃カナディアンクラブは、キリマンジャロの頂上やベネズエラのエンジェル滝、北極など世界の22ヶ所にカナディアンクラブを隠し、発見者に贈呈するというとんでもないキャンペーンをしていましたが、現在までに発見されているのは16箱。残り6箱は今もまだどこかに眠っているそうですよ。

 



 先月の古き良きボトルたち
 
Maker's Mark Gold Top (50.5%)   \1500 →SOLD OUT
  80年代の後半に一度ヨーロッパ向けで発売されていたゴールドトップ。それとはラベルの色が若干違うので中身が同じかどうかは不明なのですが、94年頃に日本限定で発売されたもの。限定生産の本数を調べようといろいろ頑張ってみたのですが解りませんでした。でもメーカーズマーク全体での出荷数が年間60万ケースという事から考えると、そう多くはないはずです。
 熟成年数は6〜7年とレッドトップと同じなのですが、加水調整が少なく度数が50%と高い為、味わいは濃厚、芳醇。バーボンの甘さが際だつ一本。

 McCormic signature X (43%)    \850 →SOLD OUT
  80年代後半の特級表記ボトル。「X」は「エックス」ではなくてTENの意の10年物。今はもう無くなってしまったミズーリ州のマコーミック蒸留所で生産されたバーボンです。会社自体は今もあり、バーボン以外にラムやテキーラも発売しています。
 今回このコーナーを始めるにあたりバーボン法を調べてみてわかったのですが、ケンタッキー州以外で造られても『バーボン』って言えるって皆さん知ってました?

 Van Winkle Family Reserve 17y (50.5%)    \2000 →SOLD OUT
  バーボンには珍しくビンテージの刻まれた一本。74年蒸留、91年の瓶詰め。まず香りで「あれ?17年ものなのに、こんなに粗そうな香り!?」とビックリしたのですが、飲んでみると味は全然粗くはなく、ちゃんとまとまっています。現行のファミリーリザーヴ(10年・12年・15年)をもう少し男性的にしたイメージ。絶品です。

 



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